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コンストラクティヴィズムも因果関係の実証分析が可能? 

 期末試験色んな意味で\(^o^)/オワタ こんな落ちこぼれが大学院進学なんて望んでいいのだろうかと激しく自己嫌悪。最近はかなり鬱ってる(´・ω・`)

 たった一つの単位取ることの
 難しさの中で僕は
 留年はしたくないのさ
 金を出してる者(両親)のために
 果たしたい卒業~♪
 (某歌の替え歌)

 そう言えば、8月のはじめからブログをはじめたので丁度半年経ったことになるけど、やっとカウンターが1万を突破( ^ω^)b あざ~す!10000÷(30日×6ヶ月)=1日約55.5・・・ということだけど、政治ブログとしてはこのペースはどんなもんなんだろう?

 ってかFC2機能が充実しているのはいいんだけど、夜になるとかなり重くなるorz
 さて、1週間振りに更新しようと思ったけど、ネタがない。CFRのHPを覗いてみたら、「米軍の将来」というタイトルの、米軍が長期戦で苦労しているというような内容の記事があった。ラプターやM1エイブラムスが出ているので軍オタは読んでみたら面白いかもw ちなみに自分は下の引用と同じようにゼミのレポートでも、対テロ戦争がメインになったけど伝統的な(国家同士の)安全保障(論)が今でも必要だということを書いた。理由はちゃんと書かなかったけど^^;

The Future of Warfare
Equally uncertain is the type of conflicts in which the Pentagon will be called upon to fight. For now the focus is on small wars, or so-called counterinsurgency campaigns.

(中略)

Yet some military planners say the United States will need a comprehensive spectrum of capabilities to counter traditional threats. Others worry the Pentagon will revert to focusing on "conventional" warfare after Iraq and Afghanistan—much like it did after Vietnam.

引用元:The Future of the U.S. Military(Council on Foreign Relations 2007/11/07)


 ニュースネタがないのでゼミのレポートに関して少しだけ補足。前回のブログの記事のコメント欄でのツッコミに関係するものだけど、レポートには下の論文(筆者はコンストラクティヴィズムの有名な教授)などを使いながら、安全保障政策を考える上で戦略文化は重要だぜ~ってことを書いた。でもやっぱり国家行動と諸要因との関係性を明らかにするのは難しいんだよね。

 コンストラクティヴィストは、ネオリアリズムやネオリベラリズムと同じく、因果関係の実証分析の必要性を認め、それが可能だとしている(Checkel 1998; Katzentein, Keohane, Krasner)。確かに可能であるものの、論理内在的な問題がないわけではない。実際、因果関係の提示は困難だとする主張もある。
それは第一に、コンストラクティヴィズムの強調する主体間の相互作用、それと国際的構造との相互作用が、相互作用であるだけに因果的把握が難しいとする。第二に、コンストラクティヴィズムの着目する規範、アイデンティティなどの非物質的要因は、特定しにくく、実態的にも流動的で、結果との因果関係が実証しにくいとされる(Haggard 1992; Lake and Powell 1999)。
 まず第一点について。因果関係を把握するには、説明変数と被説明変数が独自して設定でき、前者が後者に対して時間的に先行している必要がある。それは、双方向の相互作用とは位相を異にする(Wendt 1998)。そのためか、初期のコンストラクティヴィズムは、主体と主体、主体と国際的構造の関係について、マクロ的に相関関係を指摘して、具体的な因果関係に踏み込まなかった。分析手法としては、仮説演繹的な分析よりも帰納的な分析を選び、プロセス・トレーシングもしくは物語の記述を採用した(Ruggie 1998-a)。  
 しかし、合理選択的な計量分析はともかくとして(その場合も、因果関係の把握を容易にするような一定の前提を設けるが)、国際関係論においては、一般に必ずしも厳格な因果関係を仮説の条件にするわけではない。それほど厳格でなくとも、要因を特定した解釈論的な分析によっても、ある程度の客観性は確保できる(Adler; Haas & Haas; Smith)。その「一般的」な水準の仮説であれば―――例えば、覇権国が存在すれば国際レジームが安定する。ウィン・セットが大きければ国際交渉は合意に達しやすいが、相手国からつけこまれやすい、といった仮説を想起せよ―――、コンストラクティヴィズムもすでに蓄積していよう。
 第二の非物質的要素の把握の問題も、ある程度は相対的な問題と言える。かつてパワーについても、それを物質的なものと理解できるのか、アクター間の関係性(パワーの作用の相互認識)においてしか把握できないのか、あるいはどのような指標で把握できるのかをめぐって、議論があった(Baldwin)。利害についても、論理的な想定と実際のアクターの利害認識とは、しばしば意外なほど異なる。筆者の扱った事例分析においても、当事者がありうる利益を自覚していなかったり、漠然と感じていても具体的に掌握していない場合が少なからずあった(大矢根 2002, 2001-a)。また、認識や理念などの概念的要素とその推移は、政策決定に際しての調査報告書、議事録などに明記されている。日本の外交史研究では、そうした第一次資料、インタビュー調査を手がかりに、因果関係を特定する研究が積み重ねられている

引用元:大矢根聡「コンストラクティヴィズムの分析射程―理論的検討と規範の衝突・調整の事例分析―」国際政治学会2003年度研究大会「コンストラクティヴィズムをどう考えるか」部会ペーパー、2003年。


 卒論のテーマを戦略文化にするかは分からないけど、国家行動を規定する要因に関することをテーマにしたい。それが一番興味のあることなので。でもむりっぽいな~orz とりあえずこの春休みはさっき届いたウォルツの『Man, the State, and War』に挑戦するつもり。30ページ弱の論文であれだけ苦労した自分が240ページも読めるのか激しく不安だけど。

 それはそうと『Theory of International Politics』が1万円以上もするっていうのは納得いかね~そんな分厚い本でもないのに、いくらいい本だからって高過ぎだろw それにだいぶ前から出ると言われて全くその気配がない翻訳もどうなっているのだろうか?出ても原著からさらに高くなるとすれば一体いくらになるんだろうかw
[ 2008/02/05 23:47 ] 国際関係理論 | TB(0) | CM(6)

>>某歌の替え歌
残念だが元ネタがわかんね。ニコニコIDもってないし。ゲーム?7年ほど触れてもいないからわからんよ。

>>『Theory of International Politics』
私は値段の前に購入を断念しましたw大学の図書館にあるんでいいかと。the Spread of nuclear weaponsは何故か図書館にないんで購入しました。う~ん、核となるとタブーなんだろうかw
『Man, the State, and War』はWaltzの博士のときの論文でしたっけ?確か『Theory of International Politics』の枠組みに繋がるようなことをいっていたような?やべぇ、身についてないよ。流し読みですまんw

試験は気にしないが吉。私なんぞゼミ以外授業いってないにもかかわらず全単位とる気満々だからねw
開き直れ!信じるものはすくわれるのさ!


・・・それが足元でないことを祈るのみ。
[ 2008/02/06 18:01 ] [ 編集 ]

>残念だが元ネタがわかんね
自分も元ネタは見ていないですが、歌が気に入りました。
http://www.youtube.com/watch?v=FV0BqdU7fa0

>『Man, the State, and War』~
博論を本にしたもので、国家行動を指導者、国内政治、国際システムから分析した本です。
その結果国際システムが一番重要だってことで、『Theory of International Politics』はそれについての本ですね。
http://geopoli.exblog.jp/6482496
[ 2008/02/07 16:16 ] [ 編集 ]

試験お疲れ様です!僕もその歌はわかりませんねぇ。

>カウンターが1万を突破
いや~、すごいですね♪僕のとこなんて・・・まぁ、ほぼ更新していないのでしょうがないですけど 笑

僕は春休みは基本的に古典に費やします。岩波文庫の意味不明な日本語で読了すると、不思議と読解能力が向上した気になります。あくまでも気のせいですが・・・
しかし、『TIP』は本当にどうなるんでしょうね?

もう、ひたすら勉強に打ち込むしかないっすよ!
[ 2008/02/07 23:05 ] [ 編集 ]

自分みたいな頭の良くない学生からすれば、学術書はもっと分かりやすい日本語で書いてほしいです><

お互い頑張りましょう。
[ 2008/02/08 14:22 ] [ 編集 ]

「Theory of International Politics」ですが、廉価版が出たようです。3700円ほどで買えますよ。
[ 2008/03/23 02:13 ] [ 編集 ]

らしいですね。
2ちゃんの某スレで知りました。

でも購入はまだ先になりそうです・・・
[ 2008/03/23 12:34 ] [ 編集 ]

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