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中国の経済成長、皆が思っていたほどは凄くない? 


中国北東部の遼寧省瀋陽の大通りを走るロバ車(写真:Getty Images)


 今日は久しぶりに平成床屋談義スレからネタ(中国経済に関するニューヨーク・タイムズの記事)を拾って来た。いつものNYTの記事と比べてかなり読みやすい英語だ。

 中国の格差を象徴するような写真を探していたら上の面白い写真を見つけた。こんな大きな道路でロバ車が自動車と同じところを走っているなんてびっくりだよ( ^∀^)

【関連記事】
中国経済の実体は公式統計の4割減、米エコノミストが発表(AFP 2007/11/15)
11月の中国消費者物価、6.9%上昇――11年ぶり高い伸び(日経新聞 200712/12)


濃いスモッグに包まれた天安門広場(写真:Getty Images)


Few people noticed, but China got smaller the other day. According to new estimates, the colossal Chinese economy that has been making marketers salivate and giving others an inferiority complex may be roughly 40 percent smaller than previously thought: worth $6 trillion rather than $10 trillion. That means it lost a chunk roughly the size of Japan’s output.

What happened was a large statistical glitch. When comparing the size of economies, economists mostly avoid using the standard currency exchange rates seen in bank windows. These fluctuate too much, driven by housing woes, trade deficits or presidential popularity. Economists prefer to use what is known as “purchasing power parity” — or P.P.P. — a rate that adjusts for price differences between countries.

(中略)

It turns out that things in China are more expensive. It’s as though we discovered that the real price of the noodles in Beijing was 50 yuan, yielding a P.P.P. of 12.5 yuan to the dollar rather than 10. That means the Chinese are relatively poorer and China’s economy is smaller than everybody thought.

This is not a mere technicality. Suddenly the number of Chinese who live below the World Bank’s poverty line of a dollar a day jumped from about 100 million to 300 million, roughly the size of the United States population. And if you thought China’s energy consumption was dismally inefficient, consider that it still uses the same amount of energy to produce 40 percent less stuff. The reassessment does not just involve China. India is also likely to be downsized. And, by the way, global growth has very likely been slower than we thought.

引用元:China Shrinks(New York Times 2007/12/09)
 中国は物価が大きく上がっていて、購買力平価ベースで計算したら、以前の公式推定の10兆ドルから40%減の6兆ドルだったとのこと。そして、1日当たり1ドルという世界銀行の貧困ライン以下の生活をしている中国の国民が1億人から3億人(米国の人口に匹敵)に急増したらしい。経済のことは全くと言っていいほど分からないんだけど、中国の経済成長は予想をだいぶ下回っているという理解でいいの?


 あと、今日の「国際協力政策」の講義で、貧困ラインに関係する話でへ~と思ったことがあった。「貧困(人口)比率」と「貧困ギャップ」の話なんだけど、貧困比率は名前から分かるように、ある基準(貧困ライン)を設定してそれ以下の人口を総人口で割ったもの。これには問題があって、例えば1日1ドルの生活を基準にした場合、10セントの人も90セントも同じ1人に数えられてしまう。だから貧困比率を下げるには、よりラインに近い人(つまりマシな人)から援助していった方が効率がいいことになってしまうのだ。

 それに対して貧困ギャップは、貧困ラインをどの程度下回っているかを表した指標なので、貧困ギャップを小さくするには、ラインから遠い人から重点的に援助しないといけなくなる。貧困者内での不平等の大きさをより反映させるために、貧困ギャップを2乗したものを使う場合もある。

 政策と指標にはなかなか興味深い関係があるんだなぁと思ったので、講義の復習も兼ねて書いてみた。

2007年11月28日、都内の晴海埠頭に停泊する中国の旅海級ミサイル駆逐艦「深セン(センは土へんに川)」とそれを歓迎する在日中国人ら。中国の軍艦が日本に寄港するのは初。(写真:Getty Images)
[ 2007/12/12 21:17 ] ロシア・中国 | TB(0) | CM(9)

>写真
これで、レーダーの塔に洗濯物が干してあったら、勝てますね♪
[ 2007/12/12 22:44 ] [ 編集 ]

いつも楽しく拝見させてもらってます。

19世紀にディズレリが「私は統計と言ったものは全く信用しない」といったらしいですが、現代でもその傾向はあるみたいですね。

ナイとかリベラルは「中国経済は2025年でもアメリカの半分である=脅威論は間違い」(『国際紛争』)と言いますが、ミアシャイマー等の悲観論者は2020年には追いつくとかいってますもんね(Clash of the titans)。

どちらも極端すぎて、経済に疎い私も板ばさみ状態です(笑)
[ 2007/12/13 00:11 ] [ 編集 ]

えー、西安の露店で買ったスイーツ(笑)が腹部に直撃して、40℃の熱とともに帰国してから2日ほどのたうちまわったことがあったりなかったり…
フセイントランプ10元だったり、ヴィ○ンのバッグ(によく似た何か)が山積みになってたり、面白いところではありましたが、経済発展といってもこれじゃな…と思った記憶があります。
[ 2007/12/13 06:38 ] [ 編集 ]

♪ロバ~のパン屋が~トンカラリ~♪


一番デカイ赤旗を振りかざしているおっちゃんのカメラ目線からこの人は目立ちたがりと見た。
[ 2007/12/13 13:04 ] [ 編集 ]

>zerolistさん
ちょwwwレーダーってそんなナイーブなの?www

>mass-pさん
どうもありがとうございます。

統計を盲目的に信じるのは危険ですが、やはりデータ(判断材料)として必要なものでしょうね。ちなみに、統計より信用できないものは世論調査だと思います。

政治と経済は切り離せないですからね~。僕も頭が痛いですw

>Harpyさん
それはお気の毒にw

中国のパクリものはひどいですよね。ただ真似るだけでもあれですが、その上劣化していますからw

>ケンプファーさん
でしょうな(´∀`)
[ 2007/12/14 00:05 ] [ 編集 ]

まぁ人口13億以上であの国土・・・統計を取ること自体が無駄というか無理でしょう。
せめて北京周辺と香港周辺・上海周辺だけでもいいから地域別データーがないと実態に近い資料が手に入らないと思う。
さめてミクロ分析があれば・・・無理か。

ただ間違いないのはマクロベースで高レベルの経済成長を(今のところ)持続している事と、経済成長が沿岸部のみに集中していること、沿岸部においても富の再分配にあまりにも落差がある事の3点ぐらいとしか統計的にはいえないんだよな。
[ 2008/01/05 19:23 ] [ 編集 ]

確かに統計取るのは難しいでしょうね。

ってか中国の格差は洒落にならないですな^^;
[ 2008/01/07 00:27 ] [ 編集 ]

へへ

すごいといえばすごいね二十年の二桁の経済成長率を遂げるのは途上国の中で珍しい
でも 唐津一 の 「中国は日本を追い抜けない」を見てまた日本の技術力を実感しました
[ 2008/02/26 20:09 ] [ 編集 ]

日本の技術力は確かに凄いですね
ただ、それをもっと上手く活かす政治力が欲しいですね
[ 2008/02/28 22:46 ] [ 編集 ]

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