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クラスター爆弾禁止会議開幕 


クラスター爆弾禁止を目指すウィーン会議の様子(写真:AFP PHOTO/Samuel Kubani)


 現在オーストリアでクラスター爆弾参照の禁止を目指す国際会議が開催中である。地雷を禁止したオタワ条約のように、条約締結国はもちろんのこと、条約未締結の国にも使用すれば非難されるという道徳的なプレッシャーを与え、クラスター爆弾を使いづらくさせることがねらいである。それにしても、この前は国際機構(地域機構)の影響力が拡大していると書いたけど、同様にNGOの影響力もどんどん大きくなっているよなぁ、特に軍縮分野は。

They say it would stigmatise the weapons and put moral pressure on countries which do not sign up not to use them, as the Ottawa treaty outlawing the use of anti-personnel landmines has done.

引用元:Pledge to seek cluster bomb ban(BBC NEWS 2007/11/23)

The Cluster Munition Coalition, a London-based group, argues that even if not all countries sign up to the pact, a treaty banning cluster munitions would stigmatize the use of the weapons to such an extent that it would make it difficult to use them without a public backlash.

引用元:Victims call for complete ban of cluster bombs as conference opens in Austria(International Herald Tribune 2007/12/05)


【関連記事】
クラスター爆弾:ウィーン会議が開幕…禁止条約作り目指す(毎日新聞 2007/12/06)
 さて、我が国はクラスター爆弾の禁止に反対しているわけだけど、それは何故か?「軍事板常見問題&良レス回収機構(参照)」には次のように書かれている。

 日本の場合は国土の全周を海岸線で囲まれています.いわば敵国の着上陸となった場合は防衛線が絞り込めないのです.
 防衛線がやたら長いということは,着上陸を阻止する場合に防御側に不利に働きますから,戦力比で相当数上回る必要があります.
 しかし,それだけの人員をそこに割く,それも即時にという能力も費用も持っていませんし,前もって拠点を作っておくなどという事は日本の世論が許さないでしょう.

 となると,着上陸を阻止するためには,防衛線を絞る⇒平時より進入禁止の海岸を増やす&地雷による制限エリアを設けるといったような事を行うか,少数で制圧可能な武器を準備しておくしかないわけです.
 〔略〕
 となると,〔対人地雷が禁じられている〕現状では,クラスターが有効ということになります.

 問題なのは,最大の仮想敵である中国や北朝鮮,潜在的驚異になりうる韓国,旧仮想敵だったロシアなどはアメリカやわが国のように兵士といえども人命は大切という考え方の国ではなく,1万発打ってきたら2万人でという発想の国だということです.(現にそういう発言をしています)
 こういった人海戦術でこられた場合もクラスターが有効なのです.
 〔略〕
 と,まぁこういうことなんですが,実は本質は別にあるのです.
「クラスターもっているし~」←これが大事.

 要はやっても無理,もしくはやったら手痛い目にあうと思っていただくことで「やる気を起させなくする」,つまり無用のトラブルを起さないというやり方(抑止力)が,国連などが絶対的な警察力をもっていない現在では安定というか平和への唯一の道だからです.
 外交交渉などによって話し合って話し合って,それでもダメな場合に武力という形で紛争は起こりますが,その「それでもダメ」という閾値を上げてやる効果があるのです.
 〔略〕
 ゆえに平和を守るためには,使用しないとしても,あえて「クラスターあるよ」と言う事が大事なのです.

 日本の自衛隊は専守防衛…他国へ攻撃することはありません.
 クラスター爆弾が使用される前提は,敵国の軍人が日本へ侵攻したときのみなのです.
 また,その前提に立つとき,クラスター爆弾が落ちるのは日本国内です.

 要は国土防衛に大変有効だということ、そして、当然憲法の制限上防衛目的でしか使わないということである。その有効性は分かるけど、では自国の領域内では使用でき、他国の領域では使用できないという条約なら賛成するのだろうか?
[ 2007/12/06 01:16 ] 軍事知識 | TB(0) | CM(4)

この会議場の屋根を取っ払って上からクラスターを2,3発落とせば有用である事を認めてくれるかな?
[ 2007/12/06 08:16 ] [ 編集 ]

抑止効果について

「軍事力均衡による抑止効果」について私は肯定的です。でも日本の世論は否定的なようですね。否定的というより、「無関心」と言った方が正しいかも知れません。「軍事・防衛」について議論する事自体敬遠されるような空気が、日本には染み付いています。この様な日本人の認識そのものを変えてゆく事は果たして可能なのでしょうか?私は悲観的に思えます。非常に残念な事です。
[ 2007/12/07 03:30 ] [ 編集 ]

>ケンプファーさん
少なくとも国際会議に出るレベルの人はクラスター爆弾の有用性は理解していると思います。
その上での議論だと思います・・・というかそうだと信じたいw

>高橋さん
僕も以前は核抑止を含め勢力均衡政策に完全に賛成派だったのですが、今はちょっと自身がありません。抑止理論についてもきちんと勉強したいと思っています。

国民が政治に無関心なのは今も昔も変わりませんが、軍事アレルギーはここ10年くらいでだいぶマシになったのではと思います。少なくとも大学では核武装も普通に議論できますから(笑)あと少し時間が経って世代が入れ替わればだいぶ変わるのではないでしょうか?

ただ、身近に感じる経済・福祉と比較して外交・防衛に関心を持つのは難しいんだろうなとは思います。
[ 2007/12/07 04:04 ] [ 編集 ]

僕もお花畑でない事を祈ります。
[ 2007/12/07 16:35 ] [ 編集 ]

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