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今回の中東和平会議は意外によかったと思う 


パレスチナのガザ地区でアナポリス会議反対デモに参加するハマスとイスラム聖戦の支持者達
(写真:Getty Images/AP Photo/Reuters Pictures)


 色々画像検索してて、日本人にはこんな気合の入った――と言うより過激なデモはできないなぁと思った^^;国旗燃やすとか棺作ってボコるとか野蛮だなぁ。女性陣も怖いし('A`) 一方パレスチナ側ほどじゃないけど、イスラエル側も結構大きなデモをしている。プラカードがなかなか面白いww“DON'T FEED ISRAEL TO THE SHARKS”は「イスラエルをサメの餌にするな」とか「イスラエルをサメにくれてやるな」って感じかな?“WE ARE IN GOD'S HANDS”とかはちょっとひくね(´Д`;)


イェルサレムでアナポリス会議反対デモに参加するイスラエルの(宗教)右派達(写真:Getty Images)


 アメリカの大統領が任期の終盤に功績を残すためにやる恒例行儀だとも言われる今回の中東和平会議だけど、その目的については、CFRの研究員など専門家の中ではイラン封じだという見方で意見が一致している。

ハマスの指導者ハーレド・マシャル(Khaled Meshaal)氏の側近であるMussa Abu Marzuq氏は(中略)、「中東和平会議の目的は2つある。1つはレバノン南部での戦いに敗れたイスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相を守ること。もう1つは、イランとの戦争をもくろむ米国の計画を包み隠すことだ」とも述べた。

引用元:ハマス、中東和平会議後にイスラエル軍への攻撃強めると声明発表(AFP 2007/11/25)

イスラム教シーア派主導のイラク政府誕生やイラン核開発など近年の中東情勢の変化を受け、穏健派アラブ諸国とイスラエルがイランを「共通の敵」と見なすようになりつつある。米国はこうした環境変化をとらえ、▽中東和平と対テロ戦争での穏健派結集▽イラク復興でのアラブ諸国の支援獲得--を同時に目指す「二兎(にと)を追う」政策へ踏み出したと言える。

引用元:中東和平会議:米、消極姿勢を転換 イラン包囲へ、穏健派取り込み(毎日新聞 2007/11/28)

 背景に、穏健派アラブ諸国を味方につけ、核開発疑惑などで強硬路線を続けるイランへの包囲網を築きたい米国の思惑や、イランの地域覇権に対するアラブ諸国の警戒感の高まりなどがからんでいるとも指摘される。

引用元:【主張】中東和平会議 国際社会は新たな関与を(産経新聞 2007/11/29)

Martin Indyk, a former U.S. ambassador to Israel, sees Iran as the elephant in the conference room. “Finding a way to counter the threat from Tehran…is fueling this peace meeting more than any other factor,” he tells the Christian Science Monitor. Indeed, CFR Fellow Mohamad Bazzi sees Syria’s invitation as part of an effort to woo it from an alliance with Tehran.


The alarm of many Arab leaders at Iran’s rising influence throughout the region is not in question.
Many analysts see Annapolis as a direct result of this Iranian flexing, with the participation of Sunni Arab states like Saudi Arabia and Egypt as evidence of a growing desire to counter Tehran.
The Bush administration sought “to take advantage of and to reinforce the anti-Iranian orientation of much of the Sunni Arab world,” Haass said in a conference call November 28.
【要約(超意訳)】イランの脅威に対抗する方法を見つけることが、何よりもこの平和会議を動かす要因になる。シリアを招待したことは、イランとの同盟からこちら側に引き込む努力の一部である。イランの影響力の拡大に多くのアラブの指導者達が、恐怖を感じていることに疑問の余地はない。サウジアラビアやエジプトのようなスンニ派のアラブ諸国の参加は、イランに対抗したいという願望が強くなっている証左である。ブッシュ政権は、スンナ派アラブ諸国の大半の反イラン志向を利用し、強固にすることを求めた。
引用元:Elephants in the Conference Room(Council on Foreign Relations 2007/11/29)

 イラン封じが目的だとすれば、イランと同盟関係にあるシリアが参加したことの意味は大きいはず。イスラエルとも空爆事件で緊張が高まっている中で参加したシリアの思惑とは何だろうか?ゴラン高原問題を議題に載せることを条件に参加したと言っているけど、イランとの関係を悪くしてまでやることなのだろうか?他の国が皆外相を派遣しているのに、外務次官を派遣するっていう中途半端な態度だし、意図がよく分からない。誰か知っている人がいたら教えてください。また、イラン・シリアとの関係を考えれば、ロシアも重要なプレイヤーに違いない。次回の和平会議はロシアで行われるようだけど、中東の和平は今後どのような趨勢を辿るのだろうか?

 シリアはイスラエルが占領するゴラン高原の返還問題が会議の議題に含まれなければ参加しないとの立場を示していたが、シリア政府は公式声明で「米国から返還問題が議題に含まれるとの言質を得たため参加を決めた」とした。

引用元:シリアが「中東和平会議」参加へ(産経新聞 2007/11/26)


 今回の会議を悲観的に見ることは簡単だけど、多くのアラブ諸国が参加し、これまで全然進んでいなかった中東和平がスタートラインに立ったことだけでも評価に値するのではないかと思う。意外に結構具体的な和平プロセスの合意がなされたようで驚いた。ただ、クリントンの中東和平会議の時もそうだったけど、和平が進みそうになると過激派が自爆テロしまくったりしてせっかくの合意を頓挫させてしまう可能性がある。合意に達することよりもそれを実施することの方が難しいと言えるかもしれない。上手く過激派を押さえ込む必要があるし、そうなってほしいと思う。

米国メリーランド(Maryland)州アナポリス(Annapolis)で27日に開催された中東和平国際会議は、2008年末までに和平合意を目指すことでイスラエル、パレスチナ両首脳が合意し、閉幕した。

■運営委員会で核心問題を予備討論

 米国主導の同会議で発表された両者の覚書きによると、最初のステップとして「未解決のすべての問題を解決し、和平協定を締結するため」、高官レベルの運営委員会を12月12日に開催する。委員会の議長はイスラエルのツィピ・リブニ(Tzipi Livni)外相と、パレスチナ自治政府のアハメド・クレイ(Ahmed Qorei)前首相が共同で務める予定だと、イスラエル政府高官は述べている。

 委員会ではまず、エルサレム(Jerusalem)の帰属問題や将来的なパレスチナ国家建設、またパレスチナ難民の帰還など、論争となっている核心的な問題について予備的な討論を行う。アナポリスで発表された共同声明によると、2008年を通して継続的に会合を重ねるとしている。

■両首脳による隔週会合、パレスチナ援助に国際調整

 また声明では、同じく2008年を通じ、エフド・オルメルト(Ehud Olmert)首相とマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)パレスチナ自治政府議長が隔週で会談を継続し、和平プロセスの進捗状況を確認することで合意したとも発表された。

 さらに、パレスチナ国家樹立による二国家共存を解決法として目指す中東和平案(ロードマップ)の履行を検証する機構を設立する意向についても合意が示された。

引用元:2008年末までの協定締結は可能か、中東和平プロセス(AFP 2007/11/28)

 同国際会議には、アラブ連盟(Arab League)22か国中16か国が外相もしくは特使を派遣した。中東和平協議の再開は7年ぶり。 

 ライス国務長官は米テレビ局ABCの取材に対し、「今回の国際会議には、以前は中東和平プロセスにそれほど積極的に関与していなかったサウジアラビアなどのアラブ諸国も参加した」と語り、サウジアラビア、シリア両国が国際会議で果たした役割を称賛した。

 またライス長官は米テレビ局CBSに対して、国際会議における中東以外のイスラム諸国による支援も「重要だった」と指摘する一方、サウジアラビアがサウド・ファイサル(Saud al-Faisal)外相を派遣して今回の会議に参加したことを挙げ、「中東地域で大きな影響力を持つアラブ諸国が意見の一致をみたことが最も特筆すべきことだ」と語った。

引用元:ライス米国務長官、中東和平協議再開へ向けたアラブ諸国の支援を称賛(AFP 2007/11/29)

[ 2007/12/01 03:06 ] アメリカ | TB(0) | CM(8)

イスラエル入植地に住宅計画、自治政府議長は強く批判

またお邪魔します。中東和平会議後の動きですが、早速題名のような記事が現れました。

■イスラエル入植地に住宅計画、自治政府議長は強く批判
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071225/1198534462

今後どうなるか予断を許さない状況ではないでしょうか。
注目してみていきたいと思います。ではまた。
[ 2007/12/25 07:26 ] [ 編集 ]

まぁすんなりいくとは思っていませんでしたが、早速もめていますか・・・

イスラエル自重してくれって感じですねw
[ 2007/12/25 11:51 ] [ 編集 ]

そうですねw

まぁ
■<イスラエル>オルメルト首相がアッバス議長と会談
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071028/1193573306
からすれば開催できただけで奇跡と言う気がしますw

しかし、上のリンク中の『イスラエル側は詳細には踏み込まず、今後の「交渉指針」程度にとどめたい意向』に思いっきりなってる気がするんですが、どうでしょう?
[ 2007/12/25 22:45 ] [ 編集 ]

どっちも嫌々やっているんだろうけど、イスラエル側の方がよりやる気がないということでしょうかね^^;

勝手な想像ですが、非ハマスのパレスチナ人はいい加減終わりにしたいんじゃないのかな?
逆にイスラエルは裕福だからいざこざを続ける余裕があると・・・

[ 2007/12/26 15:35 ] [ 編集 ]

そうこういってる間にますます悪くなってる気が…

■中東和平交渉進展せず
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071226/1198676447

ええと誰になんのエントリを読んでもらったのか分からなくなってしまったので一応書きますが、パレスチナ人が言っていたんだと思いますが、イスラエルやアメリカの力がいつか衰えるのは明らかである、その前に和平を結べば彼らは失うものがはるかに少なくて済む、と言う感じでした。

■地政学を英国で学ぶさんの『「多極化」とアメリカの大戦略』を読んで、
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20070416/1176736756
で、引用したようにアメリカの学者もアメリカの優位が衰退する事は、自覚していると言うことでした。

なんか今のアメリカの(というか資本主義経済全体?)の危険な兆候がイスラエルとアメリカを和平に動かしたという気すらします(経済のことが分からないので適当ですがw)。

これが単なるブッシュ大統領の任期間近の実績作りならまだ良い様な気がしてしまいます。

ガザはハマスが、和平会議に呼ばれず、和平会議の結果には縛られないといっているし、ヨルダン川西岸はイスラエル自重って感じだし、どうにもなりませんね。
[ 2007/12/26 22:54 ] [ 編集 ]

イスラエル・ロビー批判の本が出たからか(笑)、アメリカは以前よりかはイスラエルよりじゃなくなっているような気がしますね。ライスなどもその方向で頑張っているような・・・
[ 2007/12/27 02:40 ] [ 編集 ]

そんなこといってるとw

今度はこんな記事が、
■<国連>2年間分の通常予算案承認 4754億円
http://d.hatena.ne.jp/navi-area26-10/20071226/1198622788
やっぱ仲いいっすよw
[ 2007/12/27 19:16 ] [ 編集 ]

(ノ∀`) アチャー
[ 2007/12/29 10:12 ] [ 編集 ]

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