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アフガニスタンの麻薬問題 

アフガニスタンのケシ畑を進む米国陸軍大佐(写真:John Moore/Getty Images)

 
 今期土曜の6時からやっているガンダム00(テーマは私設武装組織の武力による紛争根絶(何という厨設定w))では、ガンダムのパイロットが南米の某国の麻薬畑を爆撃して、アフターケアもせず紛争の原因を断ち切ったと勝手に自己満足していた(;´∀`)それに関する批判の意味も込めて、今回はアフガニスタンの麻薬問題について。外交問題評議会のHPにそのことについてコンパクトにまとめられている記事があったので、それを翻訳して紹介をしたいと思う。でも、相互リンクさせてもらっている岩谷文太さんのブログのこの記事を読めば僕のは読む価値ないかも^^;僕はこの前これを読んでアメリカはアフガニスタンでもケシ畑に除草剤を散布しようとしている(あるいはもうしている)ことを知って驚いた。

A UN report (PDF) on drug enforcement shows Afghan opium production increased in 2006 by nearly 60 percent from the previous year. During the same time period, eradication of poppy fields increased 210 percent but still amounted to a mere 37,000 acres, affecting less than 10 percent of poppy production in 2006. Despite efforts by the United States and Britain to slow opium production through eradication and crop replacement schemes, opium from Afghanistan produces more than 90 percent (Telegraph) of the world's heroin.

麻薬の取り締まりに関する国連のレポートによると、2006年のアフガニスタンのアヘン製造は前年から60%近く増加した。同時期ケシ畑の撲滅は210%増加したが、37000エーカー(1エーカーは約4050平方メートル)に過ぎず、2006年のケシ生産に10%以下の影響しか与えていない。米英による取締りと作物転換計画によってアヘンの製造を減少しようという試みにもかかわらず、世界のヘロインの90%以上がアフガニスタンのケシから製造されている

A U.S. plan to step up use of an herbicide for poppy eradication is causing controversy. The Afghan government has concerns about the possible health impacts and is now studying (NYT) the problem. Opponents in Afghanistan fear mass eradication of the country's cash crop could alienate Afghan farmers and create a backlash (McClatchy) against Afghan President Hamid Karzai, who's already politically weak, according to EU and U.S. officials. Chemical fumigants are used extensively in South America to combat illegal drugs, often at the behest of Washington. But they have been criticized by political activists and environmental advocates for causing illness and killing legal crops. Opposition to such eradication policies helped Bolivian President Evo Morales rise to power (World Politics Review) with his pro-coca farmer stance and recently pitted U.S. ally Colombia against Ecuador's leftist regime. The Paris-based Senlis Council, an international think tank, argues that "extreme poverty and a lack of sustainable alternatives" in Afghanistan makes eradication an "ineffective as a counter-narcotics policy tool" and should be replaced (PDF) with a policy that licenses Afghan opium for "essential opium based medicine such as morphine."

ケシ撲滅のために除草剤の使用を促進するアメリカの計画が論争を引き起こしている。アフガニスタン政府は健康への影響を懸念しており、その問題を調査中である。アフガニスタンでの国の換金作物の大規模な撲滅に反対している人は、アフガンの農民を遠ざけ、ハーミド・カルザイア・フガニスタン大統領に対する大衆の強い反発を招くことを恐れており、EUとアメリカの政府職員によると彼はすでに政治的に弱っている。燻蒸剤はしばしばワシントンの命令により、南米で違法薬物と戦うために広く使用される。しかし、それは病気を引き起こし、合法な作物を枯らすことになるため、政治活動家と環境支持者に批判されている。そのような取り締まり政策に対する反対は、コカ農家を支持するスタンスのエボ・モラレス・ボリビア大統領を助け、つい最近は米国の同盟国コロンビアをエクアドルの左派政権に対抗させた。フランスの国際的シンクタンク「センリス・カウンシル」は、アフガニスタンにおける極度の貧困と持続可能な代替作物の欠如が、撲滅を“対麻薬政策の手段として効果のない”ものにしており、モルヒネのような医療に必要な分に対してはアフガンのアヘンを認可する政策に転換させるべきだと主張する。

In 2005, Vanda Felbab-Brown, a fellow at Harvard's Belfer Center for Science and International Affairs, lauded Senlis' proposal as way to reduce the country's "illegal economy" but noted that even with licensing, it would be difficult to keep farmers from selling to drug dealers for a higher price. Pierre-Arnaud Chouvy, a research fellow for France's Centre National de la Recherche Scientifique, disagrees with the proposal. He argues that to deal with opium, it is "poverty and the shortcomings of the Afghan agrarian system that should be tackled." The U.S. State Department also rejects the idea, contending the $16 to $50 per kilogram paid for opium in the legal market "is not lucrative enough to entice Afghan farmers" given illegal opium went for as much as $125 per kilo in 2006.

2005年、ハーバードの「ベルファー科学・国際問題研究センター」研究員Vanda Felbab-Brownは、国の“違法経済”を縮小させる方法としてセンリスの提案を賞賛したが、ライセンス制をもってしても農家に高値で薬物の売人に売らせないでいることは難しいと指摘した。フランスの「国立科学研究センター」研究員Pierre-Arnaud Chouvyもその提案には意見を異にする。アヘンに対処することとは“貧困とアフガンの農業システムの欠点”に取り組むことである、と彼は主張する。米国務省も、合法な市場でキログラム当たり16ドルから50ドルでアヘンを買うことは、違法なアヘンを2006年には1キロ125ドルで売るアフガンの農家を誘致には十分な利益がないと主張してその考えを却下する。

The State Department also says that there is no legitimate world demand for legal opium from Afghanistan. Morphine is neither scarce nor expensive even by developing world standards, but is underused by many doctors (PDF) because addiction is feared, say activists who have lobbied for greater user of the drug in palliative care. They see a need for morphine to be made more widely available, for example as a painkiller for cancer (IHT) sufferers in the developing world.

国務省は、アフガニスタンからの合法なアヘンに対する世界の妥当な需要もないと言う。モルヒネは発展途上国標準でさえ不足もなく、高価でもないが、常習性を心配して多くの医師に十分使われてない、と緩和ケアで薬物をより多く利用するためのロビーをする活動家は言う。彼らは、例えば開発途上地域の癌患者のための鎮痛剤として、モルヒネがより広い利用が可能にされる必要があると考える。

As of 2004, six countries in the world consume (PDF) nearly 79 percent of the world's morphine, while only about 6 percent of morphine was consumed in countries totaling 80 percent of the world's population, says the UN's International Narcotics Control Board. In some countries, none at all is imported. Jagjit Pavadia, national narcotics commissioner in India—one of 12 countries in the world licensed to produce opium—says (NYT) India would "make more morphine if only doctors would request it."

2004年現在、世界のモルヒネの約79%を世界の6ヶ国で消費する一方、たった約6%のモルヒネが合計世界の人口の80%となる国々で消費された、と国連の国際麻薬統制委員会は言う。いくつかの国では、全く何も輸入されていない。(アヘンの製造を認可された世界の12の国のうちの1つである)インドの国家麻薬弁務官Jagjit Pavadiaは、インドは“もし医師だけがそれを要求するなら、より多くのモルヒネを製造する”だろうと言う。

引用元:Afghanistan’s Painkiller(Council on Foreign Relations 2007/11/05)

 たったこれだけ翻訳するのに5時間以上かかってしまった。自分の英語力のなさに泣けてくる(´Д⊂ 何か間違いがあれば容赦なくつっこんでやってくだい。それにしてもアフガニスタンの経済事情は最悪だなぁ。その日の生活もままならない国民に、換金作物としてうってつけの麻薬栽培をやめさせるにはどうすればいいのだろうか?ブログのタイトルに大層にしてしまったけど、そのタイトルらしく今回はこれを議題にしてみようかw皆さんの忌憚のない意見を求む(本音はコメントが欲しいだけ)。コメント数が多いブログならmixiのトピックみたいに議論することもできるのになぁorz


 あと、丁度昨日枯葉剤散布について日本語の記事も出ていた。

ロイター通信は8日、アフガニスタンで旧政権タリバンなどの資金源になっていると指摘される麻薬の原料、ケシの栽培を根絶するため、除草剤を空中散布する案が米政府内で検討されていると報じた。

 米国務省は、実施にはアフガニスタン政府の同意が必要としているが、ベトナム戦争の枯れ葉剤散布作戦を想起させる強圧的な手段は住民の強い反発を招く可能性があり、慎重な意見もある。

 除草剤空中散布の是非は近く米国家安全保障会議(NSC)でも議題に上る見通し。NSCが承認した場合、アフガン側に散布実施受け入れを求める圧力が強まるのは必至だ。

 アフガンではかつて、侵攻したソ連が「兵糧攻め」を狙って穀物畑に除草剤を空中散布。今回の対象はケシ畑だが、「米国も同じことをしようとしている」と、タリバンに米国批判の格好の材料を与えることになるのを専門家は懸念している。

 国務省によると、アフガンでは南部を中心にケシが栽培され、昨年の栽培面積は一昨年の約1.5倍と増大している。

引用元:米、“枯れ葉剤作戦”を検討 アフガンのケシ対策で(izaニュース 2007/11/09)

[ 2007/11/10 03:16 ] テロ問題・テロとの戦い | TB(1) | CM(4)

ムム、僕が住んでいる地域は一週遅れなのか。

ケシの花は綺麗ですね。
あんパンの上に降ってあるケシの実も欠かせませんね。


除草剤をばら撒くってアフガンにもベトコンが居るんですか?



は、置いといて。
以前、クロ現で特集を見ました。
元々が農業国だったアフガンにソ連が侵攻。
その後の内戦で国土が荒廃してしまい耕作が出来なくなったので仕方なくケシの栽培をしているのだとか。

心が有れば喜んでやろうとは思いませんて。


除草剤をばら撒いて枯らした所で代替案が無ければ彼らはまた種を撒きます。
それは爆撃して焼き払った所で同じ・・・。


イスラム武装組織を血祭りに挙げるのも良いけれど民生部門の支援も必要です。
(何、カウボーイはドンパチやりたいだけ?)
[ 2007/11/10 13:44 ] [ 編集 ]

自分も画像を探していた時にケシの花はめちゃ綺麗だなぁと思ったw

ソ連は除草剤を兵糧攻めに使ったらしいね

麻薬なしでも生活できるようにすることが肝心

除草剤や爆撃の前にそっちをどうにか汁!
[ 2007/11/10 22:19 ] [ 編集 ]

お疲れ様でした

どうもお疲れ様でした。いい訳だと思います。特にこういう記事を訳すには国際政治用語や軍事用語の知識も必要ですからヴォルフ少佐さんには得意分野でしょう。この記事は結構長いので5時間だったら悪くはないですよ。慣れればどんどん速くなります。ただこういう訳の難しさは英語そのものよりも、固有名詞の表記だったりしますね。

アメリカにしてもアフガニスタンの貧困による人々の行動をコントロールする問題が簡単に解決出来る位なら、自国内の黒人ホームレスの問題もとっくに解決出来てる筈なんですがw。

ミクシィのトピックだとむしろトピ文がちゃちで、コメント欄が賑やかな場合が多いですね。
[ 2007/11/13 19:35 ] [ 編集 ]

ありがとうございます

単語の訳はかなりやっかいですね
今回なら例えば、「enforcement」を辞書で引けば「執行」とか「強制」しか載ってないけれど、麻薬などの単語とセットでググれば「取締り」がヒットします

自国の貧困層の問題も解決できていないのに、よその貧困をそう簡単に解決できるわけはないですよねw
[ 2007/11/13 21:23 ] [ 編集 ]

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