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ならず者国家の脅威は誇張では? 


 いつの間にか前回の記事から1ヶ月以上経ってしまっていたので、そろそろ更新しないといけないと思ったのですが、最近はニュースはほんとに簡単にしかチェックしていたのでネタがありません。ということで今回は卒論で使ったネタを一つ書こうと思います。卒論の要約もそのうち書こうと思います。ちなみに卒論のテーマはミサイル防衛です。

 2008年2月に公表されたマコネル米国家情報長官『年次脅威評価』に、次のような記述があります。

【原文】
Pyongyang probably views its capabilities as being more for deterrence and coercive diplomacy than for warfighting and would consider using nuclear weapons only under certain narrow circumstances. We also assess that Pyongyang probably would not attempt to use nuclear weapons against US forces or territory unless it perceived the regime to be on the verge of military defeat and risked an irretrievable loss of control.


Iran also is enhancing its ability to project its military power―primarily with ballistic missiles and naval power―with the ultimate goal of dominating the Gulf region and deterring potential adversaries. It seeks a capacity to disrupt Gulf shipping, especially in the Strait of Hormuz, and thus the operations and reinforcement of US forces in the region―potentially intimidating regional allies into withholding support for US policy.

【日本語訳】
平壌はおそらくその能力を戦闘より抑止と強制外交のためのものとみなしており、特定の限られた状況でのみ核兵器の使用を考えるだろう。我々はまた、平壌はその体制が軍事的敗北の危機に瀕しており、回復不能な統制の喪失の恐れがあるとみなさない限り、米軍や米国領土に対して核兵器を使おうとはしないだろうと評価する。
イランはまた、湾岸地域の支配と潜在敵国の抑止という究極目標と共にその能力を軍事力―主に弾道ミサイルと海軍力―を投射するために強化している。それはペルシア湾の海運(特にホルムズ海峡で)、そしてしたがってその地域での米軍の軍事作戦と増強を妨げるための能力を求めている―それは潜在的に地域の同盟国を脅して米国の政策への支持を差し控えさせる。

 米国はならず者国家の脅威を強調してMD配備を進めていますが、この報告書によると、北朝鮮やイランが核や弾道ミサイルを保有するのは、米軍の介入を抑止するためです。この報告書だけで判断すれば、テロ組織と違ってならず者国家がいきなりミサイルを撃ってくる事態は考えにくいということです。つまり、ある国が他国を侵略した場合に米国が介入できなくなる恐れはありますが、介入しなければ米国本土が攻撃される危険はないということです。
[ 2008/12/31 23:33 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(2)

明けましておめでとうございます

誰でも思う事だとは思うのですが、イランという本音はロシアで、北朝鮮という本音は中国でしょうね。

この本当の脅威が取り除かれるまで、この二つの国はならず者役を続けさせられるのではないでしょうか。
[ 2009/01/02 19:53 ] [ 編集 ]

今年も宜しくお願いします。

同感ですね。表立って対中露とは言えないのでならず者国家を理由にしているんだと思います。
[ 2009/01/03 22:51 ] [ 編集 ]

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