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Secret Base~中国がつくっているもの~ 


2008年5月7日、クレムリン大宮殿で就任宣誓を行うメドベージェフ大統領とプーチン前大統領
(写真:Reuters Pictures)


 GW前から風邪をひいて1週間くらいずっと微熱が続いていた。以前は風邪なんてめったにひかなかったし、ひいても一日寝たら治ってたのに・・・。これでも高校時代は皆勤っす(`・ω・´)b だから余計に最近の自分の虚弱っぷりに情けなくなるお(´・ω・`)

 風邪のせいで台無しだったGWだけど、前からずっと読もうと思ってた『国家の対外行動』を読んだ。ピンポンイントで自分の興味のある内容だったのでとても面白かった。でもちょっと難しいので一回読んだだけど、ちゃんと頭に入らなかったところも結構あったのでたまに読み返したいと思う。4章の註の、「特に、戦略・安全保障分析における選好の重要性は決定的になりつつある。なぜなら、国家が戦争に訴えるかどうかは、国際システム要因に左右されるのではなく、国内の選好と政策決定者のリスクに対する態度に依存するからである。」っていう文章を見て、自分の興味が的外れじゃないんだなぁと思ってほっとした(´∀`) シリーズ国際関係論の残りもそのうち読もうと思う。

 ってか、最近ニュースあんまりチェックしてなかったけど、何やらロシアとグルジアのテンションがかなり上がっているみたいだねソース。それにいつのまにかロシアの大統領交代してたんだな。時間の流れ早過ぎ。


2008年5月7日、皇居で行われた歓迎式典で並んで歩く天皇陛下と胡錦濤国家主席
(写真:Getty Images)


 さて最近ロシアと中国の話題ばかり取り上げているけど、別にこの二国に関するニュースを重点的にチェックしているからじゃないよ。アメリカやNATOのイラク・アフガニスタンでの軍事行動を除けば、軍事的な動きが活発なのがこの二国で、ネット記事でよく目につくからってだけ。

 そういえば胡錦濤は先日早稲田での講演で、「悲惨な戦争の記憶を過去のことにする時だ。歴史は忘れてはいけないけど、それは恨みを持つことじゃない」ってなことを言ったらしいね。実際やってることはどうなの?ってのはあるけど、口だけでも中国のトップが公式の場でこういうこと言うのは進展だと思う。

At Waseda, Hu spoke openly about a subject that has long divided Japan and China: Tokyo's disastrous war of aggression on the mainland in the 1930s and '40s. But he argued it was time to put such memories behind them.

"This unfortunate history not only caused tremendous suffering to the Chinese people but also gravely hurt the Japanese people," he said. "It's important for us to remember history, but this does not mean we should hold grudges."

引用元:Chinese president says China holds no grudge over history with Japan(International Herald Tribune/The Associated Press 2008/05/08)

 それに詳しくは知らないけど、ガス田の問題でも中国側が結構譲歩したらしいねソース。とまあ、ここで終わればいい話で終わるんだけど、そうは問屋が卸さない。以下が本題。ZONEのSecret Base~君がくれたもの~でも聞きながらお読みくださいw


中国が海南島の三亜で秘密裏に建設中の原潜基地を写した衛星写真(写真:Telegraph)



海南(Hainan)島・三亜(Sanya)の位置(地図:Telegraph)


Satellite imagery, passed to The Daily Telegraph, shows that a substantial harbour has been built which could house a score of nuclear ballistic missile submarines and a host of aircraft carriers.


The US Department of Defence has estimated that China will have five 094 nuclear submarines operational by 2010 with each capable of carrying 12 JL-2 nuclear missiles.
Analysts for the respected military magazine suggest that the base could be used for "expeditionary as well as defensive operations" and would allow the submarines to "break out to launch locations closer to the US".
引用元:Chinese nuclear submarine base(Telegraph 2008/05/06)

The Pentagon projects that the PLA will build five Type 094 SSBNs. Should the submarine-launched ballistic missiles on these submarines contain multiple warheads, as some Asian military sources suggest, the SSBN fleet based at Sanya could eventually house up to half of the PLA's total nuclear missile warheads.

引用元:China's Naval Secrets(Wall Street Journal 2008/05/05)

 中国が秘密裏に海南島に海軍基地を建設しているらしい。米国防省は中国が2010年までに潜水艦発射ミサイル巨浪2号を12基搭載できる晋型原子力潜水艦5隻が就役すると予測しているけど、この基地はそのような戦略原潜と空母を多数収容できるかなりすごい基地とのこと。最終的にはこの基地に配置される潜水艦隊が中国の全核弾頭の半分まで収容できる・・・ってΣ( ̄□ ̄lll)マジ!? 軍事アナリスト達は、この基地が防衛的軍事行動だけでなく遠征的軍事行動にも使われ得ると見ている。

An underground submarine base and the positioning of China's most advanced sub-surface combatants at Sanya would have implications for China's control of the South China Sea and the strategically vital straits in the area.


China's nuclear and naval build-up at Sanya underlines Beijing's desire to assert tighter control over this region. China's increasing dependence on imported petroleum and mineral resources has contributed to an intensified Chinese concern about defending its access to vital sea lanes, particularly to its south. It is this concern that in large part is driving China's development of power-projection naval forces such as aircraft carriers and long-range nuclear submarines.
引用元:Secret Sanya - China's new nuclear naval base revealed(Jane's Information Group 2008/04/21)

Sanya will prove crucial to China's strategic nuclear and power projection ambitions.


Both to protect its SSBNs and to defend China's growing interest in securing sea lanes to critical resources in distant areas like Africa, the Persian Gulf and Australia, Sanya can be expected to host future Chinese aircraft carrier battle groups and naval amphibious projection groups. Some Chinese sources suggest that the PLA could eventually build four to six aircraft carriers.
This concentration of strategic naval forces at Sanya will likely heighten China's longstanding desire to consolidate its control over the South China Sea.
引用元:China's Naval Secrets(Wall Street Journal 2008/05/05)

Within the next five to 10 years the People's Liberation Navy is expected to build up to six carriers which will also coincide with the Royal Navy’s construction of two major carriers.

引用元:Chinese nuclear submarine base(Telegraph 2008/05/06)

 中国のこのような動きは、中国が南シナ海とその地域の戦略的に必須の海峡に対するより強いコントロールを望んでいることを示す。日本もシーレーン防衛が大事だと言っているけど、中国もエネルギー資源獲得は死活問題なので、その辺りの事情は日本と同じで、三亜の基地もそのために使われるだろうと見られている。ただ、中国が戦略核や戦力投射能力を強化しようとしているっていうのは分かるんだけど、5~10年以内に空母を4~6隻建造する(可能性がある)っていうのはマジなのか?先月ブログでそれはないだろうって書いたばかりなんだが^^;確か地政学では陸軍国と海軍国を兼ねることはできないって言われてたと思うんだけど、おもいっきり陸軍国である中国が空母まで持つような海軍力の増強をやったとして果たして上手くいくのかな?

 ふ~久しぶりに手抜きじゃない記事を書いて疲れた。英文の意味取り間違っていたら教えてください。それにしても衛星(の解像度)って凄いな~。
[ 2008/05/10 16:13 ] ロシア・中国 | TB(0) | CM(15)

中国怖えぇ!!
日本は多弾頭迎撃ミサイル防衛で対応ですね。
この辺、意外と福田さんはちゃんとしてたりすんだよなぁ。
心情的にはもっと防衛ゴリ押しして欲しいんだが。
[ 2008/05/14 20:07 ] [ 編集 ]

本当おっかないですねえ

何がって中国が内乱や分裂になったら武器達は何処へ行くのかって
[ 2008/05/15 00:43 ] [ 編集 ]

>hideomiさん
そうですね、福田氏は意外にメディアや右よりの人が言うほど別に媚中じゃないと思います。
パンダとかでいらないことやって裏目に出てしまっていますが^^;

人権問題も確かに大事ですが、隣国と必要以上に波風を立てるのは賢くない。
外交は国益優先でクールにやればいんじゃないかなと思います。
あ、別に外交の場で人権問題を主張するなという意味ではないですよ。
ほどほどにということです。

>999さん
ソ連崩壊の時にも行方不明になった核弾頭があるとかないとか言われてますね。
ほんと怖いですね。

http://www.gamenews.ne.jp/archives/2006/04/250_1.html
[ 2008/05/15 17:36 ] [ 編集 ]

あとロシアなんだが新閣僚がプーチン政権下の留任組が多いですね。あとFSB。
スルコフにみられるように政治エリートたちはメドベージェフに軸足を移しつつあるんだが、これはプーチンが影響力を残したのかな?
それともプーチン政権初期のオルガリヒ派を駆逐した今となってはシロビキ派自体はすでに解体状態で、より広範な国家主義思想として安全保障の主導権を握りに来たのだろうか。どちらにせよ欧米ともうまくやりそうなメドベーシェフの下でありながらその布陣はかなり強国路線かな。プーチン最後の演説「2020年までのロシアの発展戦略」を踏襲している。

どうもアメリカと手を握りつつあるように見えるロシアなんだが、だとすると面白いことになりそうですね。ひょっとすると中国はそれで海軍力の増強を急いでいるのかもしれない。

この発展戦略には外国の力が必要です。特に日本はハイテク・エネルギーでうまくロシアに絡んでいけば対中としても非常に面白いことになるんではないでしょうか。
[ 2008/05/15 23:53 ] [ 編集 ]

中国はまじめにブルーネイビー目指してるんですかね
例えばアメリカやイギリスもしくはフランス等は海外に領土や基地がありますが、中国は…
中東などのエネルギー供給路を固めるにしろ、インド洋やペルシャ湾等に中国海軍の艦船がいるというのはアメリカにとっては悪夢、でしょうか
海南島や宇宙開発の中国西部の基地等人目を遮断出来る場所がお好みのようで
福田さんは外交は下手ではないと思いですが、小泉政権の意志をハッキリ表示する前例があったので、首相自身の意志が分かり難いのがマスコミ受けしないのも良くないのでしょう
言葉の選択も下手なのも…政治家としては資質不足かも(^_^;)

[ 2008/05/17 12:31 ] [ 編集 ]

>>hideomiさん
メドベージェフ政権は実質プーチンの院政みたいなものですから基本的な路線は変わらないでしょう。

米ロが手を握りつつあるから中国が軍備増強を図るのか、
中国が軍備増強をは図るから米ロが手を握りつつあるのか・・・
たぶん両方でしょうかね?こういうのを「戦略的相互作用」っていうのかな?

>>蒼き鷹サルレムさん
>小泉政権の意志をハッキリ表示する前例があったので、
>首相自身の意志が分かり難いのがマスコミ受けしないのも良くないのでしょう
でもそれだと自分の意思をしっかり主張する麻生氏がマスコミ受けするはずですが、実際はそうではないですよね?
小泉氏と麻生氏のどういう違いが、マスコミの反応の違いに繋がっているのかな?
[ 2008/05/18 14:58 ] [ 編集 ]

言葉が足りなかったようですが、マスコミウケとは言ってる事を肯定し受け入れる、と言う意味ではありませんよ
マスコミは批判するのが仕事と思いこんでいるようなところがある、と私は感じていますし、彼らも商売ですから視聴率や発行部数を上げてくれる、視聴者や読者が記事を興味を持つ話題を提供してくれるという人物が好ましい、という意味です
この点は福田さんには無い点で、小泉以前の首相の受け答えや官僚的回答、彼自身の飄々とした答えでは昔の自民党政治家、と国民に取られ好意的な興味を消失させると思います
小泉と麻生さんは…自分の意志を主張しても、その内容が人にウケるかはまた別の問題ではないでしょうか
[ 2008/05/18 22:54 ] [ 編集 ]

初めまして

いつも楽しみに読ませていただいております。

今回こうして初めて書かせていただきますが、この海南島の秘密基地の件について、中国が普通に台湾や日本を相手にするなら、上海や寧波、アモイ辺りの軍港能力を強化するのがスジと思うのですが、何やら話によると、内陸部の砂漠化の影響で各地の港湾に大量の川砂が流入しつつあるため、大陸本土の場合、港の機能維持だけで手一杯という状況があるようです。そう考えると、海南島の新しい海軍根拠地というのも、中国にしてみれば苦渋の選択なのかもしれません(てか海南島のある南シナ海は、あまり原潜向きの海じゃないし…)。

……なお、自分はアーサー・リンチ少将が大好きであります!!
[ 2008/05/19 22:13 ] [ 編集 ]

>>蒼き鷹サルレムさん
>自分の意志を主張しても、その内容が人にウケるかはまた別の問題ではないでしょうか
ま~確かにその通りですね。しかも麻生氏の場合結構マスコミ批判していますしねw

>>PIATさん
はじまして
こんなブログを読んでいただいてありがとうございます。

>海南島のある南シナ海は、あまり原潜向きの海じゃない
へ~そうなんですか?障害物が多いとかでしょうか?
上の記事では、海南島からは数マイルで原潜の探知が難しい5000メートルの深度に達することができる(から適している?)と書いてあったのですが・・・

The location of the base off Hainan will also give the submarines access to very deep water exceeding 5,000 metres within a few miles, making them even harder to detect. (Telegraph)

The Bohai Gulf in the north of the country, the location for the base of the first PLA nuclear ballistic missile submarine (SSBN), is too shallow to support nuclear deterrent patrols. But with the opening of the Sanya base, China's new Type 094 SSBNs can soon find safer 5,000-meter-deep operating areas south of Hainan Island. (WSJ)

>自分はアーサー・リンチ少将が大好きであります!!
ちょwwwマジっすか?www
エルファシルで逃げた奴でしょ?w
[ 2008/05/20 20:56 ] [ 編集 ]

>海南島からは数マイルで原潜の探知が難しい5000mの深度に達することができる

なん…だと…?(英語読め)
調べてみました。確かにルソン島の西に、深度数千m級の深くて広い海盆がありましたorz 南シナ海=南沙諸島周辺とか自動的に考えていたため、南シナ海全体が浅海だと勘違いしてました(ちなみに浅海の場合、原子炉が吐き出す大量の熱水で海面の温度分布が変わるため、人工衛星からでも原潜の居場所がモロバレになります。ゆえに“原潜向きでない海”と書いたんですが…)。
……ちょっと旅に出ることにします。

あとリンチ少将ですが、ヤン・ウェンリーの才能を一目で見抜くその洞察力! 避難民のため、あえて自らを囮とするその勇気! 虜囚の身でありながらラインハルトに単独で会談に臨むその行動力! そして何より、叛徒の巨魁たるグリーンヒル大将と刺し違える天晴れな最期! どれひとつ取っても格好いいじゃありませんか!? 素晴らしいじゃありませんか!? 救国クーデターの黒幕説など、歴史修正主義者の陰謀です!1!11!!

ごめんなさい、この人のヒクツさが他人のものに思えなかっただけです……
では(--)ノシ
[ 2008/05/21 02:16 ] [ 編集 ]

>浅海の場合、原子炉が吐き出す大量の熱水で海面の温度分布が変わるため、
>人工衛星からでも原潜の居場所がモロバレになります
なるほど・・・海面の温度分布がそんなにはっきり分かるなんて人工衛星って凄いですね。

>リンチ少将
なんという好意的な解釈(笑)
[ 2008/05/21 19:52 ] [ 編集 ]

プーチンが熊ちゃんを後継に指名したのは

「ロシアをまともな国へ変えるため」

だそうです。
詳しくは「狐と狸と大統領」という本を読んで下さい。
[ 2008/05/23 14:20 ] [ 編集 ]

『狐と狸と大統領』ワロタw
なんというナイスなタイトルw
[ 2008/05/24 16:06 ] [ 編集 ]

中国海軍の空母の件なら

3月にうちのブログでも扱いましたが、昨年7月の中国はこんな事をキーティング司令官に言っていたようですが:

They said to us there is no more prominent and visible signal of a nation's resolve and might than an aircraft carrier coming into a port.
That has a certain unique naval perspective to it, but it's hard to argue that.

http://hongkong.usconsulate.gov/uscn_others_2007072402.html

要するに彼等は実用よりもシンボルとして空母を考えているみたいで、中国らしいと言えばそうですがw
[ 2008/06/05 20:06 ] [ 編集 ]

確かにシンボルとしてという面は大きいでしょうね。
多額の費用がかかることを考えると、それだけのためにっていうことはないでしょうが。
[ 2008/06/07 14:33 ] [ 編集 ]

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