
明日からまた学校だな〜2ヶ月もあったのにあっという間だ。就活組みは内々定をもらった人がちらほらいるみたいでだいたいの人はあと1ヶ月ほで就活が終了し、あとは天国な1年間が待っている。それに対して公務員や進学志望組みはこれからが大変。おまけに自分なんてありえない科目を落とした(これは冗談抜きで死にたくなった)上にあと22単位も残っているしorz
さて前回の更新からほぼ2週間経ってしまったぜ。それなりに気になるニュース(NATO首脳会議とか)もないことはないのだけど、大してコメントが思い付かないので更新できなかった。でもブログランキングもおもいっきり下がってしまったし、そろそろ更新しないとヤバいと思ったので、とりあえず先週健康診断のために大学に行ったついでに書籍部でゲットした『米国世界戦略の核心』を読み終わったので、それについてほんのちょっとだけ書こうと思う。
1・2章はちょっと長い前フリ、3章から本番。色々な戦略が紹介・解説されていて面白かった。結論は、アメリカは
オフショア・バランシングに徹しろ、
予防戦争はダメ絶対、
イスラエル贔屓をやめろ、といったもので特に意外性はなかったけど、とても説得力があった。ミアシャイマーと違ってウォルトは日本でも受けそうだな。自分も彼の主張には全面的に賛成。ってか日米同盟って「バンドワゴニング」に分類されるのかと思ってたけど、「地域バランシング」なんだね、勘違いしてたわ。A国がB国の脅威に対抗するために敢えてB国に追従するのが「バンドワゴニング(勝てないなら仲間(子分)になれ)」で、A国がC国の脅威に対抗するためにB国を頼るのは、頼っている相手がでかいだけで普通の「バランシング」ということか。
それはそうと、アメリカは「
核弾頭の保有数が五万発だろうがたった五十発だろうが、その優位な状態そのものはほとんど変わらない」(348ページ)って文章を読んで前から不思議だった疑問を思い出した。何で米ソはあんなにいっぱい核を持っている(必要がある)の?先制核攻撃でつぶされない第二撃用の核を数発持っていたら十分じゃないの?愚問かもしれないけど、マジで分からないので誰か教えて。
1・2章はちょっと長い前フリ、3章から本番。色々な戦略が紹介・解説されていて面白かった。結論は、アメリカは
オフショア・バランシングに徹しろ、
予防戦争はダメ絶対、
イスラエル贔屓をやめろ、といったもので特に意外性はなかったけど、とても説得力があった。ミアシャイマーと違ってウォルトは日本でも受けそうだな。自分も彼の主張には全面的に賛成。ってか日米同盟って「バンドワゴニング」に分類されるのかと思ってたけど、「地域バランシング」なんだね、勘違いしてたわ。A国がB国の脅威に対抗するために敢えてB国に追従するのが「バンドワゴニング(勝てないなら仲間(子分)になれ)」で、A国がC国の脅威に対抗するためにB国を頼るのは、頼っている相手がでかいだけで普通の「バランシング」ということか。
それはそうと、アメリカは「
核弾頭の保有数が五万発だろうがたった五十発だろうが、その優位な状態そのものはほとんど変わらない」(348ページ)って文章を読んで前から不思議だった疑問を思い出した。何で米ソはあんなにいっぱい核を持っている(必要がある)の?先制核攻撃でつぶされない第二撃用の核を数発持っていたら十分じゃないの?愚問かもしれないけど、マジで分からないので誰か教えて。
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ポール・ケネディの大国の興亡でも語られていましたが、やはり手を広げ過ぎるのは衰退の要因なのでバランシングということなのでしょうか
が、各論で申し訳ないですが、イラン問題はそれで上手くいくのか…と
旧ペルシャ帝国域では今やイランは地域大国で
イランイラク戦争当時のフセイン政権のような対抗出来る国家はなくなりましたし(・ω・)
ロシア?はないですよね(笑)
予防戦争は…5年いや、10年後を考えると湾岸戦争でアルカイダが育ったように、イラク戦争でこの現実を目の当たりにした世代が新たなテロ組織を作って活動してもおかしくないかな、とも
次期政権かその次の政権の話でしょうけど
はじめまして。
「核兵器との共存」という本にこんな記述があったのでご紹介します。
「このような核兵器(引用者注 カウンターフォース能力をもたないカウンターヴァリューに特化した兵器)ばかり持っていたのでは他のアメリカの主要目標は骨抜きになってしまう。ソ連の都市を破壊するという自殺行為に等しい能力しか持たないことは核報復の信憑性を低下させることになるし、ひいては連合国あるいはアメリカの核兵力自身が直接攻撃を受けることによって抑止が失敗に終わる可能性を増大させかねない。信憑性の高い抑止戦略をとり続けるにはこのやりかた(注 カウンターヴァリュー特化)では危機安定性の目標とも、少なくとも部分的に矛盾することになる。」 p226
また、この本には「実現性ははるかにすくない」とした上で次のようなシナリオが述べられています。
1 ソ連がアメリカのミニットマンだけ破壊
2 「アメリカが報復しないならソ連も核を都市には使わない」と通告
3 アメリカ大統領はアメリカの都市が消滅することを覚悟でソ連に報復できるか?
フランシスフクヤマ氏は「諸君!」で第二撃能力のみでは
「核戦争をまったく拒絶するか、それとも相手国の主要都市を壊滅させる全面的核戦争を決行するか」という二つの選択肢しかもっていないように見えました。そのような核戦略では「全面戦争をやるつもりが無いならソ連がヨーロッパで制限的な核戦争を仕掛けてきてもアメリカはそれに対する対抗策をもたない」ということになりかねません。
と述べています。
後は、MD突破のため(将来の予想外のスピードでの敵国のMD進化に備える)、敵国が多いこと(例えばロシアは最悪米中欧と同時核戦争の可能性も)などなどではないでしょうか?
個人的にはヴォルフ少佐様と同じく第二撃能力のみで良いと思うんですがね・・。
>>蒼き鷹サルレムさん
>イラン問題はそれで上手くいくのか〜
だから多くのリアリストが反対したようにイラク戦争はやっちゃダメだったんだよね
ウォルトが言うように、テロ組織はアメリカの価値観に反発しているのではなく中東政策(イスラエル贔屓)に不満があってテロをするので、イスラエルから距離を置けばだいぶ大人しくなるのではないでしょうか?
>>トロイメライさん
はじめまして
丁寧なコメントありがとうございます
抑止戦略の信憑性が低下するとか選択肢が狭まるとかも分からなくもないのですが・・・
それにしたって0と1は大きく違いますが、100発持つのと1000発持つのとではどういう違いがあるのでしょうか?
イラク戦争に関してはもうやってしまったことなので…
イランに対抗するような国家に育てようとすれば肩入れと付き合いを長くせざるを得ないですねぇ
上手くいっている感じの北部クルド人自治区は分離独立の可能性が常にありますし
パキスタンは政情不安定ですし、どちらかというと西より東のインドを向いている気がします
ロシアは…アメリカの思惑通りには(苦笑)
如何収拾をつけるのかなぁ、次期大統領(笑)
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うーん、ご質問にあった回答かどうかわかりませんが・・・
戦略核兵器には大別して2つの目的があります。ひとつはカウンターヴァリュー(≒都市攻撃用)。基本的には敵国が先に全面戦争を仕掛けたときに使用する報復核(第二撃用)です。実際に使うことより抑止が目的です。カウンターフォース能力をもつには核兵器の数は数百で良いといわれ、英仏中などは(現時点では)この考えに基づいて核兵器を運用しています。核兵器はそれほど高精度なものである必要はありません。
もうひとつはカウンターフォース(≒敵核兵器攻撃用)です。カウンターフォース能力が十分にある国は先制核攻撃をして、敵国の核ミサイル・爆撃機等をすべて破壊し自国の損害を0に抑えることができます。また、以前のコメントで述べましたように、敵国の都市を破壊すると全面核戦争行きは確実ですが、敵核戦力のみ破壊する能力をもっていれば限定的な核戦争を戦えることとなる(とされています。)
カウンターフォース能力をもつには核兵器は数千から数万発の高精度・MIRV化されたICBM・SLBMが必要となります。(個人的にはそれでも不可能だと思いますが。)米ソはこのレベルの核戦力を目標にしていたようです。
カウンターヴァリューでは核抑止に主眼があるのに対し、カウンターフォースでは限定的核戦争を戦えることもでき、究極的に高めると先制核攻撃もできる能力を持てます。カウンターフォースによって敵国との交渉でも有利な立場に立てると考えられていました。
おそらく1000発ではカウンターフォースに足りませんが100発持っているのと数千発もっているのの違い、とはこのようなことだと思います。
>蒼き鷹サルレムさん
そういえばオバマもヒラリーも外交には疎いらしいですね どうなることやら
>28さん
ありがとうございましたw
>トロイメライさん
分かりやすい解説ありがとうございます。すっきりしましたw
自分は敵核兵器を核で無力化するという発想が完全に頭から抜けていました。そんなの何万発持っていても無理だと思うので。やっぱり核抑止はイギリス型でいいと思いますね。
ヴォルフ少佐
はじめまして。暁と申します。
ヴォルフ少佐の記事はいつも拝読し、勉強させて頂いています。
特に今回の記事を読んで核戦略について改めて興味がわき、拙ブログでも関連記事を書きました。
それで(不躾かとも思いましたが)トラックバックさせて頂きました。
これからも御説を拝読するのを楽しみにしています。
大雑把な感想ですが
シリアの核施設に北朝鮮とイランが支援していた事をアメリカが公表した事はニュースになっていますが
そのシリアの核施設をイスラエルが空爆して破壊していることから、アメリカはイスラエルの自身への核への脅威を中東の核拡散予防策として間接的に期待しているかもですね
このままイランの核開発と中距離弾道弾の開発が進めば、イスラエルも空爆を考えるかもですね…(-.-;)
>暁さん
はじめまして
トラックバックは全然Okですよ
暁さんのブログを拝見させていただきましたが、とても核戦略について分かりやすく解説してあってとても勉強になりました
あとプロフィールの画像がキルヒアイスだったので驚きました
暁さんは帝国派なのですか?(笑)
>蒼き鷹サルレムさん
イスラエルはイラクとシリアにそれをやってますが、中東を爆発させかねないので自重してほしいものです。
コメントの投稿
>国際協調主義に基づきクラスタ禁止条約に賛意を示したのは正解です。これで日本が東アジアで軍事緊張を生み出さない穏健平和国家ヴォルフ少佐クラスター爆弾禁止から思ったことクラスターなど無用日本が持ってるクラスターは旧式で、使っても新型の装甲車両には
ほとんど効果が無いと言われるし、小銃弾対応の防弾服が行き渡り得る
正規軍兵士に対する効果も思ったほクラスター無用論者米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジア韓国が事大主義なのは地理的・国力的に仕方ないのかもしれませんね^^;
ちなみに韓国が中国を嫌っている以上に中国は韓国を嫌っている、というのもどこかで見かけた気ヴォルフ少佐米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジア米韓の関係はソ連と中国という共産圏の脅威の時代の名残であって、現在アメリカの関心事は圧倒的に中東でしょう。
ただし韓国が中国寄りかといえば、先日の五輪聖火リレ文太イスラエル大規模軍事演習/オバマとイスラエルロビー彼は「イランを攻撃したら辞任する」とも言っていましたね。
>中東一帯で済めばいいんですがね
第三次世界大戦フラグがry
そうでなくても世界経済に及ぼす影響はヴォルフ少佐イスラエル大規模軍事演習/オバマとイスラエルロビー確かにイラク戦争の際にもイスラエル・ロビーはいろいろやってましたからねぇ。
某教授の言葉を借りるなら「唯一ではないが重要な要素」であることは間違いないでしょうねhideomi米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジア自分も中国にバンドワゴンするのはちょっと嫌ですね〜w
>情勢にあわせてのらりくらりとしつつ、その間できるだけひっそりこっそり自国を守れるように防衛に力いれてくヴォルフ少佐米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジア日本は昔からバンドワゴンできた感じですからねぇ・・。
感情的には嫌なんですが、現在の日本の状況を見てるとある意味仕方ないといいますか、ベストではないけれどベタとおりすがり。米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジアアメリカとしては当然それを狙っているでしょうね。
福田は中国にバンドワゴンする気なのかな(笑)ヴォルフ少佐米韓同盟の終焉:アメリカの対中抑止と中国寄りのアジア日本としてはバックパッシングされる可能性が。ひょっとしたら福田氏はそれを見据えて親中的な行動をとっているのかもしれませんね。hideomi