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抑止とは曖昧なもの 


 久しぶりの更新です。全然更新できなくてすみません。それにしても鳩山首相は次々燃料を投下してくれますね。なぜ抑止力と思っていなかった海兵隊を抑止力と考えるようになったのかが気になります。単によく分からずに官僚に言われた通りに答えただけなのか?それとも本当に軍事の勉強をしてそういう考えに至ったのか?どちらにしてもどのように抑止が機能していると考えているのか具体的な説明が欲しいです。

 蛇足かもしれませんが、このブログでも何度か書いているように、そもそも抑止力は把握できるものではありません。身近なものに例えるなら、体がひょろいA君はこのままでは自分はいじめられるかもしれないと思ったので体を鍛えて強くなりました。いじめられることもありませんでした。いじめられなかったのはA君が強くなかった(まわりの人間もそれを知っている)からでしょうか?実は最初からA君をいじめようと思っていた人はいなかったかもしれません。いじめようと思っていた人はいたけど、バレた時のリスクを考えてやめておいたのかもしれません。他の理由があるのかもしれません。本当の理由はA君のまわりの人間しか知らないわけです。

 軍事も同じで、他国が攻撃してこないのは、防衛力が理由か、経済的な理由か、政治的な理由か、という風に色々考えられるわけです。だったら抑止力なんていらないだろと言われるかもしれませんが、そんな単純な問題ではありません。抑止が機能しているとしたら、それをなくすということは多大な損害を被ることになるかもしれないからです。しかしそのような曖昧なもので国民を納得させるのは難しいので、厄介なジレンマに陥るのです。

 このような抑止という曖昧なものを政策決定者がどのように考えて抑止政策を決定しているのかっていうのが自分の研究テーマなんですが・・・う~ん、修論書けるのかなぁ(´・ω・`)


以下おまけギャラリー
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[ 2010/05/07 10:22 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(4)

弾道ミサイルミサイルの拡散状況 

弾道ミサイル保有国
BMmap.jpg
画像:米ミサイル防衛庁「Foreign Ballistic Missile Capabilities 2009」
(画像をクリックすると大きな画像が表示されます)

 弾道ミサイルは連日ニュースになっていますし、拡散が懸念されていることは多くの方がご存知だと思いますが、実際拡散がどれくらい進んでいるのかということまでご存知の方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?気になった方も少なくないのではと思いますが、実際それについて書いてるブログが見当たらなかったので(もしかしたらあるかもしれませんが)、微力ながら自分が記事にしてみました。
[ 2010/02/21 17:50 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(0)

北朝鮮・イランは合理的なのか 

Security_Council_votes.jpg20009年6月12日、対北朝鮮制裁決議を全会一致で採択する国連安保理(Getty Images)

 オバマ政権になってから新しく就任したブレア米国家情報長官の「年次脅威評価」を一部読んでみた。前任者と同様、北朝鮮が核兵器と弾道ミサイルを、イランが弾道ミサイルを持つ目的は抑止のためだとみている参照。また、北朝鮮が核兵器や核物質を他の国や非国家アクターに売り、それが核攻撃やテロ攻撃に使われた場合、米国に北朝鮮の物と追跡されれば体制終末の危機に繋がるので、北朝鮮は核技術ほどは核兵器や核物質を売る危険を冒さないとみている。これって合理的行為者モデルで説明しているけど、どういう調査・分析をしてこういう見方になったのか気になるなぁ。
[ 2009/06/17 19:40 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(1) | CM(0)

ミサイル防衛はやっぱり役立たず? 

2009年5月20日、イラン国内の非公表の場所で発射される
新型の中距離弾道ミサイル「セジル2(Sejil-2)」(写真:Getty Images

 「迎撃ミサイルはデコイ等の対抗措置で簡単に無効化される」っていうずっと言われてることがワシントンポストに載ってた。

A planned U.S. missile shield to protect Europe from a possible Iranian attack would be ineffective against the kinds of missiles Iran is likely to deploy, according to a joint analysis by top U.S. and Russian scientists.

(中略)
Moreover, if Iran were to build a nuclear-capable missile that could strike Europe, the defense shield proposed by the United States "could not engage that missile," the report says. The missile interceptors could also be easily fooled by decoys and other simple countermeasures, the report concludes.

引用元:U.S.-Russian Team Deems Missile Shield in Europe Ineffective(Washington Post 2009/05/19)

[ 2009/05/27 00:15 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(2)

スパイと衛星に共通するメリット・デメリット 

 抑止を研究するなら修論で使うかはともかくゲーム理論についてある程度知っておいた方がいいだろうということで、下の本を読んでみた。正直算数・数学が大の苦手な自分には難しくてあまりちゃんと理解はできなかったorz でもいくつかなるほどなぁと思ったことがあってその一つについて。
[ 2009/05/08 10:53 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(2)

ミサイル防衛に抑止力はない 

BMDS.jpg

 今回はミサイル防衛について簡単に書きます。言いたいことは以下の3点ですが、(1)だけ下で少し補足します。

(1)「ならず者国家には懲罰的抑止が効かないが拒否的抑止は効く」は矛盾
(2)MDは迎撃率が100%ではないので、拒否的抑止力はない
(テロ組織にとっては費用対効果が大きいため)
(3)MDに拒否的抑止力はないが、損害限定(被害を小さくすること)の手段として必要
(実際に撃たれたミサイルを防ぐ手段が他にないため)
[ 2009/02/02 00:54 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(4)

ならず者国家の脅威は誇張では? 


 いつの間にか前回の記事から1ヶ月以上経ってしまっていたので、そろそろ更新しないといけないと思ったのですが、最近はニュースはほんとに簡単にしかチェックしていたのでネタがありません。ということで今回は卒論で使ったネタを一つ書こうと思います。卒論の要約もそのうち書こうと思います。ちなみに卒論のテーマはミサイル防衛です。
[ 2008/12/31 23:33 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(2)

ミサイル防衛について意見を求む 


2008年2月17日、セルビアからの独立宣言を採択するコソヴォ自治州議会(写真:Reuters Pictures)


 ついにコソヴォが独立を宣言した。ゼミの先生はバルカンが専門(という言うかその分野の権威w)で、丁度先日コソヴォをはじめたとしたバルカン調査に行ってこられたとのこと。新学期のゼミでコソヴォに関する面白い話が聞けるかも?(・∀・)ニヤニヤ
[ 2008/02/18 23:48 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(11)

ミサイル防衛 

 2ヶ月前ブッシュはアルカイダを戦前の日本になぞらえた演説をしたけど、今度はプーチンがアメリカのミサイル防衛をキューバ危機に例えて批判している。政治家は過去の大事件を引き合いに出すのが好きなようだ。

【関連記事】
ブッシュ大統領、日韓の「成功」例でイラク戦略を擁護(AFPBB News 2007/08/23)
ブッシュ米大統領、真珠湾攻撃と同時多発テロを同一視する発言(AFPBB News 2007/08/23)
露大統領、東欧のミサイル防衛をキューバ危機に例えて批判(AFPBB News 2007/10/27)

 東欧のMDだけじゃなくて日本のMDにもロシアは反対しているけど、その理由についてラブロフ外相は次のように言っている。

While Moscow "understands Japan's missile defense system is not aimed at Russia," it has concerns over Washington's moves to extend its missile defense network "on a global scale," Lavrov was quoted as saying.
<日本語訳>モスクワは、日本のミサイル防衛システムがロシアに向けられたものでないことは承知しているが、ミサイル防衛ネットワークをグローバル・スケールで拡大するワシントンの動きを懸念している。

引用元:Russia warns over U.S. missile defense, says Iran is not a threat(International Herald Tribune 2007/10/23)

 つまり、彼が言うには、日本のMD自体がというより、それが広がることが気に食わないということであり、そのきっかけになるから日本のMDにも反対しているということのようだ。

[ 2007/10/28 14:35 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(3)

MD問題で米露決裂 

 さて暗殺計画が報道される中プーチンがイランを訪問中ですが、それとも関係しますが、先週米露がチェコ、ポーランドでのMD計画についての会談(2+2会合)を行いました。

 米国のライス国務長官とゲーツ国防長官は12日、モスクワでロシアのラブロフ外相、セルジュコフ国防相と「2プラス2」会合を行い、ブッシュ米政権のチェコ、ポーランドへのミサイル防衛(MD)配備計画などについて協議した。

 ライス長官は会談後の記者会見で、「MD問題では合意できなかった」と述べ、協議が物別れに終わったことを認めた。また、チェコ、ポーランドへのMD配備を、ロシアの理解を求めながら継続する考えを示した。

 ラブロフ外相は「脅威を取り除くために、しかるべき措置をとるシナリオは避けたい」と述べ、専門家協議で妥協を模索する間、米側がMD配備を凍結するよう提案した。同外相はまた、ロシアがMD配備に対する対抗措置として一方的な破棄を警告した欧州通常戦力(CFE)条約について、米露双方から条約改定に向けて相互提案があったことを明らかにした。具体的内容は不明だ。

 ロシアが米国に共同利用を呼びかけているアゼルバイジャンのレーダー施設について、ゲーツ国防長官は、迎撃ミサイルの照準を合わせる技術を備えていないことを理由に、MDの代替施設にはなり得ないとの認識を示したセルジュコフ露国防相は施設を近代化する用意を表明したが、米側は受け入れなかった模様だ。

 プーチン大統領は会合に先立ち、ライス、ゲーツ両長官らと会談し、MD計画撤回を改めて求めた。また、対抗措置として1987年に米国と旧ソ連が結んだ中距離核戦力(INF)全廃条約を見直し、欧州にミサイルの標的を向ける可能性を再度、示唆した

引用元:MD配備、米露協議は物別れ…モスクワ(読売新聞 2007/10/12)

MD計画では、チェコにレーダー施設、ポーランドに10基の迎撃ミサイル配備を想定している。米国はイランのミサイルなどを念頭にしているが、ロシアは現実的な脅威ではないと主張、自国の近接国での計画推進はロシア対策の色合いもあると反発している。

引用元:米ロが外相、国防相会談、対立解けず 東欧のMD計画(CNN.co.jp 2007/10/13)

結果はご覧の通り平行線に終わりました。それにしても、CFE条約とかINF全廃条約とかお前ら二国間で勝手に話進めんなよって感じですね。でもコレだけ読むと、ロシアが結構譲歩しているようにも思われます。知識がない僕としては何でチェコとポーランドなの?っていう疑問がありますが、それはそれとして、ミサイルというのは大きな存在のようです。

[ 2007/10/17 23:01 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(3)

ロシアとMD 

昨日に引き続きロシアネタ

ネットしてたら「MDでは多弾頭ミサイルは撃ち落とせないのに何でロシアはあんにMDに反発しているんだろう?」っていう以前からの自分の疑問について少し触れている記事をたまたま見つけた

 そもそも、ロシアの多弾頭ミサイルは米MDシステムでは防御できないというのが定説だ。ロシアの安全保障上、何が問題だったのか。

 ロシアの反対は、「東欧は縄張りなのに事前に相談がなかった」という不満による政治的嫌がらせと理解すれば、ある程度説明がつく。

引用元 http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2007070102028644.html


特に説明はされていないので正しいのか分からないけど、あながち間違いでもような気がする
そんな単純なことかよってツッコミを入れたくもなるけど、案外現実はそんなもんなのかもしれない(笑)
誰か知っている人がいれば教えてください

[ 2007/08/13 19:06 ] 抑止・ミサイル防衛 | TB(0) | CM(3)





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